海外での使われ方

中国では「しょうがは百邪を防御する」といわれ、漢方薬の150種類以上にしょうががつかわれています。
生のしょうがは生姜(ショウキョウ)、乾燥させたしょうがは乾姜(カンキョウ)といいます。漢方では効能により使用方法を区別していて、生姜は風邪のひき始めなどに、乾姜は冷え症や下痢などの身体の内臓などの深い部分の改善に使用します。有名なところでは風邪のひき始めに効く葛根湯があります。また吐き気にも効果があり、乗り物酔い、二日酔い、つわりなど効くといわれています。
西洋では、生のしょうがより乾燥させてパウダー状にしたものが多く用いられ、料理のスパイスや紅茶につかわれてきました。最近では日本でもポピュラーになっていますね。
イギリスでは寒いお国柄しょうがを使ったクッキー、ジャム、ジンジャーエールにビール・・などなどたくさんの種類があります。ジンジャークッキーは古くから親しまれていて、クリスマスの前後で毎年食べられています。始まりは16世紀。その昔しょうがはペスト(イギリスで流行した感染病)に効くと信じられていて、当時のイギリスの王ヘンリー8世が国民に進めたことが始まりといわれているようです。実際にはこのしょうがが直接ペストに働きかけるということはなったようですが、しょうがの効能を考えれば免疫力を高め、未然に病気を防ぐという期待はできそうです。
インドでは、階級の低い者が目上の者に食事を作った際、食べる前にしょうがをかみ、それから食事をしたといわれています。これはしょうがに含まれる殺菌作用があったからなのではないでしょうか。
インドネシアでは赤しょうがの栽培が盛んで、赤しょうがは精油成分が多く辛みは最も強く医療品やハーブにとても適しています。インドネシアのひとは暑さ対策に、食欲増進にこの赤しょうがを取り入れています。
タイで栽培されるタイしょうがは、がんに効果があるといわれ、ブームになっているようです。