しょうがの品種

しょうがの品種はあまり知られていませんが、世界でなんと約1300種類を超えると言われています。そんなにたくさん!?と驚かれたかたもいると思いますが、原産はまずインドから東南アジアへと伝わり、日本では奈良時代にはすでに栽培し始めていたと言われています。私たちが普段よく目にするしょうがは、その昔から日本で生育するにしたがい、日本の気候や風土に少しずつ順応し、今の形と味になったものと考えられます。
土壌は高温、多湿で排水の良い場所で、反日蔭のなるようなところでも育ちます。日本での収獲量は50000トン以上あり、そのうちの4割が高知県で生産されています。世界では温暖で湿潤な東南アジア、中米、アフリカなどで主に栽培されています。日本におけるしょうがの輸入量は20000トンちかくあり、9割が中国産です。アジア原産の品種は栽培方法によって種類が分けられます。生のままいただいたり、乾燥させて使用したり、また漬物にしたりとさまざまな利用方法があります。しょうがの種類による呼び方は、「大しょうが」、「中しょうが」、「小しょうが」と大きくわけて3つあり、大しょうがは、晩生で根の部分は大きな株です。ひと株で1kg位採れます。有名なしょうがは金江しょうが、おたふくしょうがなどがあります。中しょうがは、中生で大しょうがに比べるとやや小さめで辛みは強いです。黄しょうがなどが有名です。小しょうがは、早生でひと株400g位の小さなものです。辛みは強く、金時しょうが、谷中生姜などがあります。
収穫時期をかえることによってさまざまな調理方法があります。まず根しょうがとよばれるひねしょうがは日ごろ私たちが店頭で一番目にするものですが、秋に収穫されるよく成長した根っこの部分。調味料としてすりおろして薬味にしたり、炒め物や煮物などに使います。また採りたての新しょうがは辛みが少なく爽やかな味わいでお寿司のガリに使われます。一方8月前後頃収穫されるしょうがは、生のまま味噌などにつけていただきます。